アウディのコンパクト高性能SUV・RS Q3は走りもデザインもベビーウルスだった
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:アウディ ジャパン 67
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:アウディ ジャパン 67
最も特筆したいのは4WDシステムだ。油圧を上げた電子制御多板クラッチが前後の拘束力を高め、クルマ全体の一体感も高まり、たとえ滑っていても常にクルマをコントロール下に置ける感覚がある。スバル「WRX STI」の4WDの感覚に似ているというか、ボディのシッカリ感に加えて、4つのタイヤを駆動系でガッチリ繋げて、自由自在感を高めたような感覚だ。
その先でシステムを操る電子頭脳の賢さにも驚く。各センサーの情報を使った予測制御によるタイヤを滑らせない制御が上手く、アクセルを踏み切れるし、自由自在にクルマが動く。しかもダイナミックモードで横滑り防止装置をスポーツもしくはオフにすると、滑らせながらも破綻しない制御まで入った感まであるのだ。
そのフィーリングは、運転が上手くなった感覚を存分に味わえるもの。積極的にリアを滑らせて向きを変えながら、アクセルを踏み込み雪煙を上げて豪快に曲がって行きたい! そんな意図まで読み取ってくれる。横滑り防止装置をスポーツで走っているときはやや操られ感を意識する時もあったが、それが嫌なら全制御をオフにすれば良い話だ。
ちなみにRS Q3とRS Q3スポーツバックの違いとして、スポーツバックは全高が低い分だけシャープに動く印象があったが、そのあたりの詳細はドライ路面で確認してからとしたい。何にせよアドレナリンの出る走行性能と、適度な快適性をコンパクトなSUVボディに詰め込んだ濃縮モデルになっている。
問題があるとすれば、AMG A45もそうだが、最近のコンパクトなハイパフォーマンスカーは高くなりすぎ。性能を踏まえれば納得できるのかもしれないが、もしも新型RS Q3まで900万円に迫るようだと残念だ。可能なら価格据え置きと言いたいところだが、アウディジャパンさん、如何だろうか?
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